さて、そろそろタイトルらしくギャンブルを哲学してみたい。
第一弾は、「ココモ法」。配当が3倍以上で勝つ確率が1/3以上の際に有効な攻略法とされている。
よく使われるのがルーレット。

例えば、ルーレットでいうとココの部分。アウトサイドとか
呼ばれる部分である。
roulet1
でも、ルーレットの場合「0」があるので、正確な確率は12/37となり、
1/3より若干だが低い。(真面目モード)

これは、掛金をどうやっていくのかというある種の投資法だ。
ココモ法の場合、負けている時の掛金を決めていく。

ある時の掛金=前回の掛金+前々回の掛金

とする。
わかりにくいので、例を出そう。

【例】5連敗して6回目で勝った際の掛金のシナリオ
1回目 $1 賭ける
2回目 $1=$1(1回目)+$0(0回目) 賭ける
3回目 $2=$1(2回目)+$1(1回目) 賭ける
4回目 $3=$2+$1
5回目 $5=$3+$2
6回目 $8=$5+$3 賭ける 配当3倍より$24勝ち

この方法が面白いのは、連敗するほど配当が増えるというところである。
上の例で行くと、

・4回目に勝っていた際の清算
  掛金 $3
  配当 $9
  総賭け金 $7
  
  差し引き $2 勝ちである。

・6回目勝利
  配当 $24
  総賭け金 $19

  差し引き $5 勝ちとなる。

ところが、ちょっとエクセルで計算すると恐ろしい事実が明らかになる。
これは、次回。
意外と危ないココモ法